いつもSPACE AVAILABLE 浅草橋をご利用いただき、誠にありがとうございます。
毎日猛暑が続いていますね、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
さて本日は、河合楽器の調律師さんにお越しいただき当施設のアップライトピアノ定期調律を行っていただきました。
夏は湿気と高温との闘いですが、コンディションを整え、頑張って夏を乗り切りたいと思います。当スタジオはコンクリート&地下なので、地上のお部屋よりもひんやりとしているのが幸いです。
ところで、今回はこのピアノについて、少しお話してみようかと思います。
題して
~スペアベ・ピアノ物語~
30年ほど前、このピアノの最初の持ち主は、8歳の少女でした。
少女は家庭の事情により、海外へ引っ越すことになりました。
そこで、一家はピアノを知り合いの家に預けることにしました。
それからピアノは預けられた先で、誰に弾かれることもなく
ひっそりと時を過ごすことになります。
やがて数十年の月日がたち、大人の女性になった少女は、イギリス人と結婚し、
イギリスへ移住することになりました。
少女の父親は、第二の人生を迎える娘をイギリスへ送り出す際、
かつて少女が持っていたピアノに修繕とクリーニングを施し、ピカピカの状態にして
ここSPACE AVAILABLE 浅草橋で第二の人生(ピアノ生)を迎えられるよう、
ピアノも一緒に送り出したのでした。
こうして、ピアノはSPACE AVAILABLE 浅草橋で多くの方に弾いてもらえる
ようになりました。まさに第二の人生(ピアノ生)ですね!
是非、ピアノにも会いに来てくださいね。
ちなみにピッチはコンサートホールにあるピアノと同じ442Hzです。
皆様のお越しを、お待ちしております。